先日、「鬼滅の刃」の映画を観てきました。
原作もアニメも追っていて、内容はすでに知っているはずなのに、
気づけば嗚咽するほど泣いていました。
映画が終わったあと、涙のせいで頭が痛くなるほど。
毎回思うのは、鬼になってしまった者たちの「過去の物語」の描き方。
彼らがなぜ鬼になったのか──
その背景があまりにも切なく、人間の複雑さと弱さに胸を締め付けられます。
たった一つの出来事でも、
“事実”は一つでも、
“真実”は人の数だけ存在する。
自分の考え方や価値観が「普通」だと思い込んでしまうけれど、
それはただの「自分にとっての常識」なんだと気づかされました。
観終わったあと、映画の感動とともに、
「もっと柔らかく、もっと優しくありたい」と強く思いました。
鬼滅の刃は、ただのアニメや映画ではなく、
心を洗い、見つめ直すきっかけをくれる作品だと、改めて実感しています。

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